約 455,088 件
https://w.atwiki.jp/83452/pages/11630.html
第六章 ライブ!! ついにライブ当日。 午後5時半、ライブハウスが開場となった。 新人バンドの常で、「放課後ティータイム」は一番手での出演だ。 客が入り始めた。 最前列には和や憂、さわ子の姿が見える。 唯「澪ちゃん、学校でのライブと違って緊張するねぇ」 唯はライブハウスの客の入りを見渡しながら澪に笑いかける。 澪「あ、ああ、そうだな・・・。」 しかし、緊張でガタガタ震えている澪から見ると、どう見ても緊張しているようには見えない唯だった。 律「うおぅ!気合い入るなー。いっちょ、かましてやろうぜ!」 しかし、律や唯の物怖じしない態度は澪にとっては救いだった。 (うん、大丈夫、大丈夫。始まってしまえばいつもと同じだ。私は、私のやってきたことを全部出せればいいんだ。) リハーサルでの照明効果はメンバーは初体験だった。 色とりどりの光線の演出はみんなの心を高揚させた。 ライブハウスのステージでの演奏は、やはり学校の講堂のそれとは違う。 アンプやスピーカーから鳴る音の迫力も桁違いだった。 梓「私も緊張してきました。予想以上にお客さんが多いですね」 律「他のバンドの客もいるからな。」 澪「100人以上は軽くいるな。」 紬「こんなところでみんなと一緒に演奏出来るなんて・・・。」 律「お!BGMが止んだぞ。みんな出番だよ!頑張ろうぜ!」 全員「おー!」 メンバーはステージ上でそれぞれの位置につく。 律は中央奥のドラムセットに座り、ムギは左奥のキーボードの前に。 澪は向かって左、唯はステージ中央前に。 ステージ右には梓。 澪はベースの感触を確かめながら精神を集中した。 ここしばらくは、自分でも頑張ったと思う。 お客さんにはもちろんだけど、他のメンバーにも私の演奏を聴いてもらうんだ。 唯「こんばんわぁ!放課後ティータイムです!!私たち、実はライブハウスで演奏するの、初めてなんですよぉ。」 唯のMCでライブは幕を開けた。 (やっぱり唯はすごいな。どうしてあんな沢山の人前で普通に喋れるんだ。) 澪は自分には出来ないことを平然とやってのける唯に今更ながら驚いた。 それと同時に頼もしさも感じる。 唯「えへへ・・・って言うか、私がこんな所でギターを弾いて歌うことになるなんて夢にも思っていませんでした。あ、そうそう、実はですねぇ、私、もともと軽音楽ってのは、軽い・・・・」 ドドン! ドラムの音に振り返る唯。 律「いつまで喋っとるんだ!」 このままでは、軽音部への入部のきっかけから現在の歴史までを話しかねない唯を律が急かす。 唯「えへへ。急かされちゃった。では、さっそく一曲目を聞いて下さい!私の恋はホッチキス!!」 律「ワン、ツー、ワン、ツー、スリー、フォーッ!」 唯はペロッと一度唇を舐めてからピックを弦に振り下ろした。 唯の楽しくてキュートで、そして奇想天外なオリジナリティ溢れるギターフレーズが虚空へ向かって放たれる。 照明を受けて虹色に輝く唯のレスポール。 その音色はくるくると表情を変えてライブハウスの空気を包み込んでいく。 ムギのキーボードが音曲に更に彩りを添える。 梓の小気味よいリズムギターが程よくサウンドを締める。 律のドラムも走ることなく、しっかりとみんなのメロディを支える。 澪は唯の新しいギターフレーズにあわせて、ベースラインを変えた。 考えに考え抜いたベースラインだった。 以前より元気のよいベースが唯のギターリフに噛みついたり、じゃれあうようにユニゾンしたり、遊び心たっぷりに軽快に鳴る、走る。 素晴らしい演奏! メンバー同志、みんなが笑顔で目配せする。 「私たち、すごいじゃん!!」 そしてサビでの唯と澪のハモり。 唯のやわらかな歌声に澪の硬質の低音がからみあう。 今までにないほど調和する二人の声。 ジャーン!! 一曲目が終わった。 ワッと客が湧く。鳴り止まない拍手。 「澪ちゃん!ベースすごいよ!!」 唯が驚いた顔で振り向いた。 梓「私も演奏しながら思わずベースに聞きいっちゃいました!」 ムギ「演奏することがこんなに気持ち良いなんて・・・!」 律「よっし!この調子で突っ走るぞ!」 放課後ティータイムで呼んだ客も他のバンド目当ての客の方も、この新人バンドには驚いたようだ。 メンバーは全員タイプの違う美少女で、演奏の実力は確かなものだ。 しかも聞いたことが無いようなオリジナリティーに溢れている。 そこにいた誰もが 「このバンドは将来、有名になる!」 と予感した。 観客の熱気は高まる一方で、曲を重ねるごとにライブハウスは盛り上がっていった。 そして曲順は澪のボーカル曲である「ふわふわ時間」。 澪「こ、今度はえーっと私が歌います。」 ピー!!ピー!! 男の客から口笛が飛んだ。 「可愛い!!」 「彼氏いんのー?」 只でさえ病的なほど恥ずかしがり屋の澪である。 澪「・・・・。あ・・・。」 男達のヤジで一気に不安定になってしまった。 そういえば「ふわふわ時間」は、ステージで転倒して公衆の面前で下着を晒してしまったという苦い思い出のある曲であった。 澪「あ、あの、あの・・・」 澪はまっ赤になって完全に舞い上がってしまっている。 (そういえば演奏に集中していたから気付かなかったけど、私、こんな所で演奏するの初めてなんだ~。お客さんもうちの生徒じゃないし・・・) そんな澪の様子を見て会場がざわつき盛り上がっている。 ドドドドン、ギュイ~ンッ 律と唯が音を出して会場を静める。 唯「みんなぁ!萌えるのも分かるけど、って言うか、私も澪ちゃんにはいつも萌えてるんだぁ。だけど、静かに聞いてあげて!曲は『ふわふわ時間』だよ!」 律のドラムと唯のリフで演奏が始まった。 澪は緊張のあまりそこから先をあまり覚えていない。 律と唯のフォローでなんとか澪は歌うことが出来たようだ。 途中、男性客からの声援がすごかったが。 やはり澪のルックスは人目を惹くらしい。 それからまた唯がメインボーカルとなって歌ったラストの曲では会場の手拍子が鳴り止まず、アンコールもまで入った。 「放課後ティータイム」はアンコールには 曲を用意していなかったので、「翼を下さい」のコピーを演奏した。 唯「大成功だったねっ!!りっちゃんっ!!」 楽屋で大はしゃぎで律と抱き合う唯。 律「私たちすごくね??」 二人は抱き合ったままぴょんぴょん飛び跳ねる。 紬「はぁ~・・・」 胸に手を当て目を閉じる紬。 唯「???ムギちゃんどうしたの?」 紬「ごめんなさい、私、ちょっと余韻に浸ってしまって」 梓「それにしても澪先輩のベース進化し過ぎですよ!」 律「いやぁ、さすが澪だな。ここ一番はやってくれるよなぁ!」 梓「唯先輩のギターと澪先輩のベースがすんごくあってるんですよ!本当に素 敵!!」 梓は頬を紅潮させ感動を訴える。 紬「お二人のボーカルも素晴らしいわ!」 唯「澪ちゃん!!やっぱ澪ちゃんは澪ちゃんだねぇ~。さすが澪ちゃんだねぇ~。」 唯が澪の手をとり握手する。 澪「そ、そんなに騒ぐことでもないだろっ?」 唯の握手に手をぶんぶん振り回わされながら、澪は顔を赤らめ、視線をそむける。 唯のまっすぐの視線はどうも苦手だ。 近頃は、唯への友情や好意と嫉妬や羨望がどうにも消化出来ない。 でも、なんとかまた唯と対等になることが出来たんだ。 自分の努力が実を結んだことに対して澪は満足と安堵を覚えていた。 和「すごかったよ!みんな!ほら!これ差し入れ!」 和、憂、さわ子が楽屋に入ってきた。 憂「おねぇちゃん!!びっくりした!ほんとにかっこ良かったよ!澪さんも!みんなみんなかっこ良かった!」 いつもは控えめな憂も珍しくテンションが高い。 演奏の素晴らしさが伝わったのだろう。 さわ子「あんたらいつのまにこんな凄いバンドになってたの?まったく気付かなかったわ!」 唯「さわちゃん先生ぇ~!」 さわ子「特に唯ちゃん!あんた何?演奏聞いてびっくりしちゃったわ!」 唯「ふふふ。さわちゃん先生。人は常に成長するものなのですよ」 憂「お姉ちゃん、頑張ってたものねぇ。」 憂がうっとりした表情で唯を見る。 さわ子「澪ちゃんも上手くなったわね。澪ちゃんは完成されていた感があったから、あれ以上上手くなるなんて思わなかったわ。」 澪「!!」 さわ子はたまに遠慮なくズバッと真実を言うときがある。 (そ、そうかも知れない・・・。唯のギターの成長がなければ、私は上手くなれなかったかも知れない・・・。) 自分がいつのまにか唯に引っぱられていたなんて・・・。 みんながわいわい盛り上がる中、澪は愕然としていた。 私はみんなをまとめてきた・・・。 お尻をたたいて練習させたり、時にはしかったりして。 唯にはギターも教えてきた。 でも、今、本当にバンドをひっぱっているのは唯だ。 唯はサウンドでバンドのリーダーシップをとっている。 いままであんなに遊びほうけていていたのに。 私がもっと練習しろって言ってもなかなか言うことを聞かなかったのに。 それが・・・、少し前に唯が本気宣言をしてからあっという間に「放課後ティータイム」は唯を中心としたバンドになってしまった。 勉強も、楽器も唯に負けた。 そして、バンドのリーダー的な立場まで唯に変わってしまうのだろうか。 第七章 澪と唯 ここで澪と唯のことを少し考えてみよう。 澪は常識的な人間だ。 何事を判断するにも常識という物差しを利用する。 常識から外れたことはしてはならないし、それは恥ずかしいことだ。 そして、ときには自分の常識を人にも押し付けてしまう。 まだ自分の常識が崩れていくのは恐怖であり不快なことだ。 これは順応力がさほど高くないということである。 新しい事態が起これば、澪は頭で対処方法を考える。 そして事態を理解し、把握してやっと安心出来るのだ。 この場合、リーダー的な立場に固執しているのではなく、昨日までの常識が崩れていくのが怖くて、不快なのだ。 そして原因であるはずの唯という人間がさっぱり分からない。 今までのように、唯をたしなめ、世話を焼いて、アドバイスをして・・・ そんな立場ならストレスもそうは感じなかっただろうが、 今や唯は勉強でも楽器でも澪を上回り、ひょっとしたら軽音部での立場さえも奪われるかも知れないという、いわば澪よりも出来た人間だった。 そんな唯にこれから々接すればいいのだろう? 澪は途方に暮れた。 一方、唯。 唯に言わせれば 「そんなの今まで通り、澪ちゃんの思い通りにすればいいんだよ」 こう言うだろう。 唯の行動基準は自分の気持ちだけだ。 したいことをしたいようにする。 したくないことはしない。 人の気持ちもあまり考えない。 興味のあることを目の前にすると人の話しは聞かなくなるし、唯の抱擁から逃げ惑う?梓にはそれでも、抱きつくし、あるときは、散々世話になっているはずの澪を、ギターのメンテナンスと引き換えにさわ子に売り飛ばそうとした。 そのときは澪は梓に助けられたのだが。 だから唯は何ごとにも極端な結果が生まれる。 興味のあるものと無いもの。 やる気のあるときと無いとき。 唯は同一人物かと思うほど結果に差が出る。 唯は思い通りに生きている。 それなのに唯は誰からも愛されている。 唯は澪がコンプレックスを抱いて当然の性格だったのだ。 ただ、今までは澪の方が唯よりも大人の立場で接することが出来ていたのでそれが表面化することがなかっただけなのだ。 更に続けると、別に澪が自分の中に持っている「常識」が澪自身の性格というわけではない。 心と常識は違う。 常識的な行動が澪を大人にしている面もあるが、常識という皮を一枚剥ぎ取ると、逆に軽音部で一番子供なのは澪かも知れない。 人はときには心を常識や理性で抑え、ときには押さえきれず心のままに動くものだ。 澪はすぐに泣く。 よく恥ずかしがる。 ときにいっぱいいっぱいになってしまって、 「やだ!やだ!」 と、まるで子供みたいにだだをこねるのも澪だ。 母親のことをママと呼んでいるのも澪だけだ。 しかしほけーっとしている唯は決していっぱいいっぱいにはならないたくましさを持っている。 「常識という判断基準があってこそしっかり出来る澪」 「心のままに行動し、順応出来る野生児の唯」 という見方が出来る。 その澪が常識的に比べられる部分、勉強も、楽器の演奏も唯に負けた。 そして、バンドのリーダー的な立場まで唯に奪われるかも知れない このケースの澪の不安や不快さを理解出来るだろう。 5
https://w.atwiki.jp/83452/pages/8499.html
1 紬としずか ※けいおんの木下しずかちゃんの事です。 信代「日本一のクラス!」 1 信代和 ※けいおんの中島信代の事です。 2010/10/24 http //yuzuru.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1287930311/ 戻る 名前 コメント すべてのコメントを見る 信代×和はねぇ 最後に和が信代にさらりと告白するシーンもどこをどう解釈していいやら。 内容は感動も少し入っていいにはいいんだけど、想像の余地が難しいですな。 しずか×ムギは良かったです。 -- (名無しさん) 2014-04-23 02 12 23 しずか可愛いなぁw この二人は席近いから妄想膨らむわw -- (名無しさん) 2012-10-09 20 06 12 ムギしずかは良いとして、信代和というのは… 和をモブと組ませるなら姫子とだろうな。 -- (名無しさん) 2012-07-01 22 41 29 のぶよって単語見るだけで吹き出すようになった...死にたい -- (涙) 2011-12-13 13 24 16 最近 信代が出るだけで笑ってしまう… すまん信代 -- (匿名希望) 2011-12-04 22 30 41 しずかにのぶよというとどうしてもドラえもんを思い出してしまう -- (名無しさん) 2011-07-07 16 53 31 しずかかわいいな。 信代の方も素直によかった。 だが、モブは姫子、いちご、エリ、アカネ、しずか、信代以外は名前と顔が一致しない。 -- (名無しさん) 2011-05-13 14 30 32 信代アネキ…… -- (名無しさん) 2011-05-13 10 53 30 しずか可愛い -- (名無しさん) 2011-04-10 04 30 10 信代和とかキングオブ誰得だろ… まあ良かったけど -- (名無しさん) 2010-11-17 01 25 11
https://w.atwiki.jp/tesu002/pages/2554.html
次の日 音楽室 澪「この通りだ!許してくれ律!」 律「お、おい!なんだよ澪!頭あげろって!!」 澪「昨日の私はどうかしてたよ!平民どもを見下すなんて!本当にごめん!」 律「わかったから!わかったから頭あげてくれ!」 澪「許してくれるのか・・?」 律「もちろんだよ。あたしら親友じゃないかよ!」 澪「律・・・ありがとう・・・」 律「それに私はしってたんだぞ?お前がベース置いていった時からきっと帰ってくるって!」 澪(あ、忘れてたよベース・・・) 律「まぁ、これからも変わらずによろしくな」 澪「もちろんだよ。」 唯「これでけいおん部も元通りだねー!」 梓「唯先輩・・・実はそれが元通りじゃないんです・・・」 唯「えっどういうこと?」 梓「じつは・・・ムギ先輩ー!出てきてください、ムギ先輩ー!」 ムギ「は、はじめまして・・・」 唯「は・・・」 澪「はじめまして・・・?」 律「実はムギが記憶喪失になってしまったんだよ・・・」 ムギ「・・・」 唯「そんな・・・私のこと覚えてないの!?」 ムギ「コクリ」 澪「私は!?私の存在感なら忘れたくても忘れられるわけが・・・」 ムギ「すみません・・・」 唯「そんな・・・来週から修学旅行なのに・・・こんな状態ってかわいそうすぎるよ・・・」 澪「キーボードは!?弾けるのか!?」 律「キーボードは弾けたよ。基本は日常生活には支障は無い。」 澪「よかった・・・ムギのキーボードが欠けたらHTTじゃなくなるしな・・・」 澪「修学旅行までに治るといいな」 ムギ「ありがとうございます。」 唯「無理しちゃ駄目だよ?病人なんだから・・・」 そして部活終了後 唯「帰るかー!」 澪「あ、ごめん。私と律はちょっと残るからさ、先にかえっててくれ」 律(え・・・///) 梓「わかりました。」 唯「じゃあムギちゃんは私たちが送ってくね!」 ガチャ 律「な、なんだよ・・・いきなり残るなんて聞いてないぞっ?」 澪「私昨日からずっと律に悪いことしちゃったなって思っててさ・・・」 律「だ、だからあれはもういいって!!許したからさ!!」 澪「私律を傷つけちゃって・・・どうやって責任取ろうか・・・ずっと考えてて・・・」 律「せ、責任なんて!!何言ってんだよ!友達だろ?」 澪「だったら、私のほんのちょっとの気持ちを受け取ってほしいんだ。」 律(え・・・///) 澪「受け取ってくれるか?」 律「気持ちって・・・なんだよ・・・?それによる!!」 ぎゅっ 澪がそっと律の手を握る 律「澪・・・///」 澪「・・・ありがとう。受け取ってくれて。」 律の手には1枚の小切手が握られていた。 律「なんだこれ・・・」 律(紙?ラブレターでもなさそうだし・・・) 澪「私のほんの気持ちだ!」エヘン 小切手「¥30,000,000」 律「・・・」 澪「大好きだよ、律。」 律「お前・・・」 澪「ん?」 律「やっぱりまったく反省してないな・・・土下座の時から平民どもとかいったりおかしいとは思ってたけど・・・」 澪「な、何言ってんだよ律・・・そ、そうか!足らなかったんだな!だ、大丈夫!こうやって0を一つ足せば・・・ああぁぁ!!『,』がズレたぁぁ!!」 律「だいたいベース忘れてく時点で軽音楽に未練ないの見え見えなのに・・・」 律「なんで戻って来たんだよ?」 澪「み、みんなでけいおん部・・・やりたくて・・・」ウルウル 律「おうおう。これからは履歴書の特技の欄に“嘘泣き”って書けるなぁ澪ちゃん!」 澪「・・・」 澪「ギロ…」 律「ひっ」 澪「まったく・・・友達だと思ってたのにさ・・・」 澪は手にある小切手をビリビリと破り捨てた。 澪「どうしても仲良くできないのか?」 律「ああ、無理だね。」 澪「ムギがあんな状態なのに・・・友達の事もう少し考えたらどうだ!」 律「答えはさっき言ったぞ。こんな成金ごめんだね!」 澪「・・・」 澪「成金だとォ・・・?」ギロ 律「ひっ」 澪「お前・・・私に向かって成金だと・・・」 律「じ、実際そうだろ!宝くじ当てただけじゃねえか!!」 澪「大富豪の私に向かってどの口がそんな事をほざきやがったアアアア!?」 澪「この私が土下座までしてっていうのに!つけあがるな!私の傷ついた心を返せ!」 澪「謝罪しろ謝罪!!」 律「お前ちょっとおかしいだろ!?怒りを通り越して心配になってきたぞ・・・」 澪「平民のくせに私をキチ呼ばわりするなあああ!!」 律「お、おちつけ澪!別にキチ呼ばわりなんかしてないって!」 澪「したじゃないか・・・私をキチ扱いした目で見たじゃないか・・・」 律「きのせい!それは気の所為だ!まずは落ちつけ!な?」 澪「はぁ・・・はぁ・・・」 律「お前は大金を手にしておかしくなってるだけだ。だからまず冷静になってくれ。」 澪「おい、今私のこと池沼だって思っただろ。」 律「思ってないから!それに池沼は唯一人で十分d」 ガララ 唯「・・・」 律「唯!?」 唯「りっちゃん・・・今何の話をしてたのかな?」 律「えっと・・・その・・・」 カチッ 『思ってないから!それに池沼は唯一人で十分d』 カチッ 律「ボイスレコーダーだって・・・?澪、お前なんてもの持ち歩いてんだよ・・・」 澪「私会話を24時間記録してるんだ。」 律「なんだよそれ・・・完全に人間不信じゃんかよ・・・」 澪「あ、私は唯の悪口言ってないぞ。こいつで証明できる。1億賭ける」 唯「やっぱり私の悪口言ってたんだね、りっちゃん・・・」 律「えっと唯、これは誤解なんだ!言葉のあやというか・・・」 唯「なにが言葉のあやだよ!りっちゃん私の事池沼だって思ってたんだ!」 律「いや、ち、違・・・」 澪「違くないだろ。いい加減認めろよ、律。」 律「澪・・・」 唯「・・・」 律「唯!信じてくれ!私お前のこと本当に友達だって思ってるんだよ!?」 澪「“思ってた”の間違いじゃないの?」 律「澪ォ・・・」ギリッ 澪「なんだよその目は。」 律「一回信じた私が馬鹿だったよ。お前はもう完全に芯まで腐っちまってたみたいだな・・・!」 澪「ほざけ、平民が!」 唯「もうけいおん部もおしまいだね・・・人間関係ぐっちゃぐちゃだよ・・・」 澪「一部の狂った奴のせいでな。」 律「あぁ、それに関しては同感だな・・・!痛ぇっ!」 唯「あずにゃんがかわいそうだよ・・・」 律「それにも同感だな・・・!痛ぇぇ!!」 そして、修学旅行の日がやってきました! 57 名前:以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします 投稿日:2010/05/04(火) 21 23 14.73 ID Gnyi7ZPWO 律は何を痛がってるんだ? 57 指を踏まれてます。 6
https://w.atwiki.jp/25438/pages/3718.html
第7話「救出劇!」 ある晴れた日曜日、唯ちゃんとりっちゃんは公園で楽しくキャッチボールをしていました。 律「よーし!唯、いくぞ! それっ」シュッ 唯「ほいっ!」パシッ 律「うぅん…、今のは我ながらなかなか良い球が投げられたぜ!」 唯「……こんな球で満足するなんてりっちゃんもまだまだだね。あまちゃんだよ」 律「な、なんだとー!? じゃあ唯、私のを上回るボールを投げてみろよ!」 唯「おまかせください! 私がお手本を見せてあげるね!」フンス 律「くそー、偉そうに……。できるもんならやってみやがれ!」 唯「…じゃあいっくよー! 必殺!スーパージャイロナックルボール!!!」ツルッ 唯「…あっ」 律「っておいっ!!どこに投げてんだよ!」 ヒューン…… ポトッ 唯「あっ……あの家の塀の中に入っちゃった!!」 律「おいいいいいいい」 律「とりあえずボール取ってこいよ!」 唯「えー……。 あ、あのボールはもう諦めない?」 律「やだよ!てかあれ私のボールだし!!」 唯「だってー!あぁいう家にボール入れちゃうと……」 唯『すみませーん。ボール落としちゃいましたー。…てへっ』 家主『……』プルプル 唯『あ、あのぅ……』 家主『バッカモーン!!公園でボール遊びはしちゃダメだといつも言っとるだろうが!! ガミガミガミガミ……』 唯『ひぃいいいいい』 唯「…ってなるよきっと!」 律「いつの時代の話だよ!!」 唯「でも、今の時代もそういう人がいないとは限らないでしょ? だからやめておこうよ……」 律「いーやーだー!あのボール結構高かったんだぞ! ていうか大体、今時そんな雷親父いるわけないだろ」 唯「そんなこと言ってるならりっちゃんがボール取ってくればいいじゃん!」 律「は、はぁ!?なんで私が!? ボール投げ込んだのは唯だろ!」 唯「だってりっちゃんは雷親父なんていないとと思ってるんでしょ? だったら怖いものもないんだしりっちゃんが取ってきてくれてもいいじゃん」 律「まぁそうだけどさぁ……」 唯「おねがーい。今度アイスおごるからさー…」 律「……2段重ねなら考えてやってもいいぜ」 唯「う……。わ、分かったよ。背に腹はかえられないよ」 律「よーし、契約成立だな! まったく、今の時代そんな怖い人なんているはずないのに……。ラッキーだぜ」 唯「そんなこと言って油断してるときっとカミナリ落とされるよ……」ブルブル 律「ないない。心配するな、唯!私がスマートに取ってきてやるからな! そこで待ってなさい」 唯「あぁ……りっちゃん!無事に帰ってこれるよう祈ってるよ……」 律「大げさだなぁ……。じゃあ行ってくるな」 唯「りっちゃん!ご武運を!!」 律「まったく。唯もビビりすぎだよなー、たかが庭に入ったボールを取ってくるだけだろうに」スタスタ 律「……この家だな。 うひゃー、結構な豪邸だなー…。まぁいいや、ちょっと失礼しますよ」キィーッ 律「そーっと、そーっと……」チラッ 番犬「……」ギロッ 律「え」 番犬「バウバウバウ!!!」 律「!? う、うわぁああああ!!?」ダッ バウバウバウ!!! ウワァアアア 唯「!? これは…りっちゃんの声!?た、大変だ!」ダッ 唯「りっちゃん!!だ、大丈夫!?」タタタッ 律「ハァ……、ハァ……。あ、唯…。と、突然犬にほえられて……」 唯「だから油断するなって言ったでしょ!油断大敵だよ!」 律「だ、ってまさかこんな大きな犬がいるとは思わなくって……」 番犬「……」ギロッ 律「しかもまだこっち見てるし……」 唯「きっとりっちゃんのことが好きなんじゃない?」 律「縁起でもないこと言うなよ……」 律「でもどうしよう…。コイツがいる限りボール取れそうにないな…」 唯「…そうだね。怖いしねー」 律「とりあえずここから一旦出て作戦を練り直すか」 五分後 唯律「うーん……」 紬「……あら?唯ちゃんとりっちゃんじゃない!唯ちゃーん!りっちゃーん!」ブンブン 唯「あ!ムギちゃんだ!」 紬「どうしたの?こんな道端で……? 考え事?」スタスタ 律「あー……ムギ、実はかくかくしかじかってことがあって……」 紬「……つまり大きな犬がいてボールが取りにいけなくて困ってるってことね?」 律「そういうこと。 ムギー、何かいい案ないー?」 紬「うーん、そうねぇ……」 紬「……あっ! いいこと思いついたわ!!唯ちゃん、りっちゃん!!ちょっと待ってて!」ダッ 唯「!? む、ムギちゃん!? ……もの凄いスピードで行っちゃった…」 律「ムギの奴 急にどうしたんだ…?」 数分後 紬「おまたせー」タタタッ 唯「あ!ムギちゃんおかえりー! …急にムギちゃん走りだしたからちょっとびっくりしたよ」 紬「ごめんね、唯ちゃん? でもいいもの買ってきたわよ!」 律「……コンビニの袋だな。何買ってきたんだ?」 紬「えぇ。ちょっとそこのコンビニで最高級品質のビーフジャーキーを買ってきたわ!!」 律「……え?最高品質……?」 唯「!!なるほど! それをエサにして犬がビーフジャーキーを食べてるスキにボールを取に行くって作戦だね!」 紬「そういうことよ!唯ちゃんはもの分かりがいいわねー♪」ナデナデ 唯「えへへへ///」 律「おいちょっと待て。ムギ、そのビーフジャーキー一体いくらしたんだ……?」 紬「えーと、5000円くらいだったかしら」 唯「!? ご、ごせんえん!?」 律「高っ!! い、いいのかそんな高級なモノ使っちまって!」 紬「だってあそこのコンビニにはこの種類のしか売ってなかったから……」 律「品揃え悪っ!!なんだそのコンビニ! 全然コンビニエンスじゃねぇし!!」 紬「…まぁそんなことよりも!今はボールを取らなきゃ、でしょ?値段なんか気にしてる場合じゃないわ」 唯「そうだよりっちゃん!今はボールを取るほうが大事だよ!」 律「そ、そうだよな! ……そうなのか?」 紬「とにかく、やってみましょ?」 律「わ、分かった。じゃあまずは私が入るからムギは後方から ビーフジャーキーで上手く犬の気を引いてくれ。頼んだぞ!」 紬「分かりました隊長!!」ビシィッ 律「よし、行くぞ……」スタスタ 番犬「……!」ギロッ 唯「ひぃっ!き、気づかれちゃったよ!」 律「よし、今だ!! ムギ、ビーフジャーキーをっ!!」 紬「分かったわ!! それっ!」ポイッ 番犬「! ワンワン!!」ダッ 番犬「〜♪」ムシャムシャ 律「よしっ! 今だ!!」ダッ 律「えーと、ボール、ボール……。どこだー?」キョロキョロ 番犬2「…………」ギロッ 律「……えっ」 番犬2「バウバウバウ!!!」 律「うわぁっ!!!も、もう一匹いたのかよ!!」 唯「ちょっ……!りっちゃん大丈夫!?」 律「はぁ、 はぁ……。び、びっくりした……」 番犬2「グルルルル……」 唯「まさか2匹目がいたなんて……。しかももう一匹の犬より大きくて怖いよぉ……」 律「と、とりあえず離脱するぞ唯隊員!」ダッ 唯「アイアイサー!」ダッ 番犬2「バウバウバウ!!!」 ・・・・・・ 紬「ど、どうだった!?」ドキドキ 唯「だめだったよ、ムギちゃん……」 律「まさかもう一匹いるとは……」 唯「ムギちゃん、もうビーフジャーキーは残ってないの?」 紬「ごめんなさい。一つしか買っていなくって……」 唯「そっかー……。残念……」 紬「ま、またコンビニに行って買ってこようか?」 律「いやそれは流石にムギに申し訳ないよ。一個5000円だし……。別の方法を考えよう」 唯「ちょっと待って。お金はりっちゃんが出せばいいんじゃない?」 律「……唯隊員、私にそんな大金が出せると思うか? てか何度も言うけどボール投げ込んだのはお前だろ」 唯「そういえばそうだったね……。じゃあさっさと別の方法を考えようか!」 律「…ほんと、調子のいい奴だな」 唯「そうかな? えへへ……」 律「ほめてはないけどな」 唯「……でもだからと言ってほかにいい方法あるのかなー? ここはやっぱりムギちゃんにもう一回コンビニに行ってもらった方が……」 センパーイ・・・ 紬「あら?どこからか聞き覚えのある声が……?」 梓「唯先輩!律先輩!ムギ先輩!!」タタタッ 唯「あ、あずにゃん!?」 梓「はい。唯先輩こんにちは。 どうしたんですか、こんな道端で皆さん?遊んでいるわけでもなさそうですし」 律「あー、梓……。 実はかくかくしかじかってことがあってな……」 梓「……つまり、ボールがそこの家の庭に入ってしまって、番犬がいて ボールを取るのに苦労してるってことですね?」 唯「そういうこと! ……ねぇあずにゃーん。何かいい作戦ないー?」 梓「作戦って……。 そんなこと言ってるからいつまでたってもボール取れないんですよ。 ここは家の人にきちんと謝ってからボールを取りにいくべきです!」 唯「えー!?そ、そんな危険な……!!」 梓「どこが危険なんですか! 悪いことをしたらきちんと謝ることは人として当然のことでしょう!」 律「そ、そうだけど……」 梓「なんでそんなにイヤそうなんですか! ただ謝るだけじゃないですか」 律「でも、なんかその……怒られたらいやだし」 梓「悪いことしたんだから怒られるのは当然でしょう!もうインターホン押しちゃいますよ」ピンポーン 律「ちょっ!待てはやまるn」 律「……あぁ、終わった……。何もかも…」 梓「んな大げさn」インターホン「Hello?」 律梓「え」 唯「!? え、英語っ!?」 紬「が、外国人さんが住んでいるのかしら……?」 梓「ちょっ、えっ!? せ、先輩方どうしましょう!?」 律「……頑張れ、梓」 唯「応援してるよ、あずにゃん」 紬「梓ちゃんならきっと話せるわ」 梓「って何にもフォローしてくれないんですか!? てかなんで私が話すことになってるんですか!」 律「まぁ、言いだしっぺだし……」 唯「あと流れ的に?」 梓「なんですか流れって!!」 梓「……あ!!そうだ確かムギ先輩は海外とかにもよく行かれるんですよね!?それなら結構英語も」紬「No」 梓「あ、はいそうですよねすみません嘘ですごめんなさい」 梓「……はぁー、分かりましたよ。私が頑張ってお話してみます」 紬「頑張ってー!梓ちゃーん!」 唯「フレー、フレー!あーずーにゃん!!」 律「梓ー!いったれー!」 梓(き、緊張してきたー!)ドキドキ 梓「は、はろー……?」 インターホン「Who is it please?What is your business here?」 梓「び、びじねす……? あ、あの、えと…………。」 梓「ソ、ソーリー!!アイドントスピークイングリッシュウェル!! sumimasendeshitaッ!!」ダッ 紬「あ、梓ちゃーん!!」 2
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/2307.html
梓「好きなのはわかるんですけど、何個買うつもりですか。絶対食べ切れませんから、やめてください」 唯「でも、あれもこれも食べてみたいんだもん…」 梓「気持ちはわかりますけど、ダメです」 唯「はぁ、駅弁のハーフ ハーフとかあればいいのに」 梓「チョイ食べみたいな小さいのとかあるといいかもですね」 唯「でも確かに、残してももったいないし、あずにゃんの言うとおりだよね。これ一個にするよ」 梓「賢明です。ちなみに二番目に食べたいの、どれでした?」 唯「え?それかな」 梓「じゃあ、私これにします。これではんぶんこにすれば、二つは味わえますよ」 唯「おお……あずにゃんすごい!でも、あずにゃんはいいの?他に食べたいものあったんじゃ」 梓「いいえ、実はどれにしようか決めかねていたので。というか、元々そうするつもりでしたし」 唯「あずにゃーん!」 梓「わっ、ちょっ!弁当落ちますから!そういうのは席についてからにしてください!」 唯「怒られた……はーい。じゃあ、買って来るね」 梓「はい、お願いします」 唯「戻ったら、一緒に食べようね」 梓「はい……えっと、あーんはなしですよ?」 唯「ええー!」 唯「はい、あずにゃん。あーん」 梓「あーん……流されてるなあ、私」 唯「あずにゃん、おいしい?」 梓「はいです。じゃあ、唯先輩もどうぞ」 唯「あーん……えへへ、あずにゃんの味がして美味しいよ」 梓「なんですかそれは、もう」 電車でどこ行こうとしたのかな? -- (鯖猫) 2012-11-02 00 29 15 旅じゃなくてお弁当前提? -- (あずにゃんラブ) 2013-01-07 01 55 10 最高じゃん -- (名無しさん) 2014-04-26 08 04 16 これは・・・! お弁当前提! -- (唯ちゃんラブ) 2017-11-18 09 21 39 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/295.html
休日の朝、私は寝苦しくて目を覚ましました… 「うーん…な、なんかあっつい…」ムニュ 「ゃんっ…」 「な、なにこれ…柔らかくてあったかくて、なんか布越しにツンツンしたものが…」 「いやんあずにゃん、だいたーん♪」 「え…」 目を開けると、そこには気持ちよさそうに身をよじる唯先輩がパジャマ姿で横たわっていた。 そして私はその胸をわしづかみにしているのだった… 「あ、あんたなにやってんですか!?」ムニュー 「ふわぅ、あずにゃんもっと優しくしてぇ♪」 「し、しまっ…いいいつからここにいたんですか!」 「ん?昨日の夜からだよ。あずにゃんのお母さんに泊まりたいって言ったら、梓はもう寝てるから一緒に寝ていいわよーって」 「な、なんてことを…」 「それにしてもあずにゃんすごかったなぁ♪私のおっぱいもみもみしたり、ぎゅーって抱きついてきたり、吸い付いてきたり!」 「吸いっ…そんなことしてないです!」 「したもん!ほら、パジャマの胸のあたり濡れてるでしょ。これあずにゃんの唾だよ」 「な…なんてことしたんだろ私…」 「ホントは直接でもよかったんだけど、脱げなくてー」 「脱がなくていいです!」 自分の無意識の行動に若干動揺しつつ、私は気になっていたことを聞いてみた。 「…それで、なんでこんなことしたんですか」 「ふふー、よくぞ聞いてくれました!さて問題です、今日は何月何日?」 「えっと…3月14日…」 「第二問!3月14日はなんの日?」 「…ホワイトデー」 「正解!つまり、そういうことです!」 「いやいや、どういうことだか全然分から…」 私が言い終える前に、唯先輩はベッドに私を押し倒した。 ブラを着けていないお互いの胸が柔らかく重なり歪み、唯先輩の鼓動に呼応するように、私の鼓動は速くなっていく。 …なるほど、そういうことですか。 「だからぁー…バレンタインのお返しに、プレゼント用意したんだよぉ」 「プ、プレゼント…って…」 「…わかるでしょ?」 そう言うと、唯先輩は唐突に私にキスをした。先輩の甘い舌が、ねっとりと絡み付くように私の口の中を動き回る。 こんなことをされれば、私だって我慢できない。 「ん…んー…んっ…♪」 「…えへへ…あずにゃん、気持ちいいみたいだね」 本当はこんな恥ずかしい声、出したくない。なのに、恐ろしいほどの快感が体を支配してしまう。 …唯先輩のキスはすごく気持ちがいい。 「…ずるいですよ。こんな不意討ちみたいなこと」 「そんなこと言わないでよー。あずにゃんだって…嫌じゃないんでしょ?」 唯先輩は私の胸を撫でた。柔らかいパジャマの生地を盛り上げるその先端は、唯先輩のキスの快感に明らかに反応を示していた。 「あはは、あずにゃんったらもう♪」 「…あんなことされたら、誰だってこうなっちゃいます」 「こうしたら、もっと気持ちよくなるかな?」 「ふ…ぅあ」 唯先輩は手のひらで私の胸を包み込み、ゆっくりと力を込める。 「あ…あぅ、唯、先輩…」 「んー?気持ちいい?」 「うん…で、でも無理、しなくて、いいですから…こんなちっちゃい胸、触っても気持ちよくないですよね…?」 「へ?気持ちよくなかったら、こんなに触ったりしないよ?」 「…そう、なんですか?」 「私ね、今のあずにゃんすごくいいと思うんだ。髪下ろしてて、薄着で…なんか、もう…だめ、止まんない」 「…唯先輩、私も気持ちよくしてあげます」 「だ、だめだよ。今日は私がプレゼントするんだから」 「問答無用です!…えい」 「ふわぁ…」 私は唯先輩の胸に触れた。服の上からでも、その形とぬくもりがはっきりと伝わってくる… 「あずっ…にゃん…」 「唯先輩だって…こんなになってますよ?」 「…ねぇ…食べてくれる?私からのホワイトデーのプレゼント」ゴソゴソ そう言うと唯先輩は服を脱ぎ始めた。やれやれ、私の理性はもうどうにもならないですよ… 「…自分から脱ぐですか」 「あずにゃん、あんなに食べたそうだったもん。お腹空いてるんでしょ?…ほら♪」 「正直こんなホワイトデー、予想もしてませんでした」 「サプライズだからね!」 「ええい…いただきます!」ガバッ 「きゃー♪」 ――――― 「琴吹さんでしたっけ?どうして梓の部屋に行ったらだめなの?お客様もいるのに朝ごはんも出さないなんて」 「おかあさま、娘さんと唯ちゃんは今ごちそうを食べてますのよ♪もう少し待ちましょう♪」 「はぁ…ごちそう?ところで鼻血大丈夫?さっきからすごいけど」 「お構い無くー♪」(ふふ…隠しカメラの調子もよさそうだし、ホワイトデー様々ね!) おしまい ムギナイスッ!!! -- (名無しさん) 2010-08-28 22 42 39 様々! -- (あずにゃんラブ) 2013-01-20 15 16 36 今日はこんなに素敵な日だったのかっ!! -- (鯖猫) 2013-03-14 23 17 58 名前 感想/コメント: すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/ritsuss/pages/515.html
787 名前:ss[sage] 投稿日:2009/07/16(木) 00 14 37 ID dRjG65p9 772に先越されちゃったけど、いいよね。 さ「みんな、いる?」 澪「あ、先生。見ての通り全員いますけど、どうしたんですか?」 さ「みんなお待ちかねの新しい衣装が出来たわよ!」 律「……誰も待ってないって」 さ「りっちゃん何か言った?」 律「何も」 梓「それで今回はどんなの作ったんですか?恥ずかしいのは嫌ですよ」 さ「よくぞ聞いてくれました。ジャーン、ロリータよ!」 律「おお……、これまたさわちゃんワールド炸裂してるな」 さ「澪ちゃんの考えるあまーい歌詞をオマージュして作ったのよ。 それじゃ、さっそく誰かに試着してもらおうかしら。 今回は……そうね、りっちゃんに頼もうっと」 律「えっ、私!?やだよ、こんなの。絶対着ないぞ」 さ「フフフ、それはどうかしら。今よ、唯ちゃん!」 唯「ラジャー、さわちゃん!」ガバッ 律「なっ!?唯、いつの間にバックに!?」 さ「よくやったわ、唯ちゃん。さあ、りっちゃん、観念なさーい」 律「やめろ!おい、澪、梓、ムギ、助けてくれ!」 澪「ゴメン。律のロリータ姿、全く想像できないから少し楽しみにしてる自分がいるんだ」 梓「確かにこんな機会がないと律先輩あんな格好絶対しませんもんね」 紬「りっちゃん、あきらめるのもひとつの勇気よ」 律「裏切ったな!うわ、やめてくれ、うわああああぁぁぁぁ……」 751 画像404の為、補完している方いらっしゃいましたら提供願います。 律「うう……、一生の恥だ……、ぜってーおかしいし!」 さ「なんだ、結構いけるじゃない」 唯「りっちゃん、かーわいいー!」 澪「おお、意外と似合うな」 梓「律先輩の新たな一面発見です」 紬(パシャ、パシャ) 律「ああ!もうやだ、着替える!あとムギ、無言で写真撮らない!」 出典 【けいおん!】田井中律はポロシャツ可愛い41【ドラム】 このSSの感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る 誰か画像うpキボンヌwwww -- (名無しさん) 2009-07-31 20 44 19
https://w.atwiki.jp/ritsuss/pages/148.html
194 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/09(火) 23 44 27 ID j9dJkK9G 律「よしっ、カラオケにでも行くか!」 澪「へ?何でまた急に」 律「今度のライブで澪が思いっきり歌えるようにだよ」 澪「な、ななななななな…」 唯「あーそだねぇ。新歓の時も澪ちゃん助けてくれたけど照れてたしね」 梓「澪先輩照れてたんですか?遠くてわかんなかったです」 澪「ほ、ほら!梓からしたらちゃんと歌えてたみたいだし、私はもういいよっ」 律「えーでもムギ見てみろよー」 紬「カラオケってアレですよね。個室でみんなでワイワイやるっていう…」 唯「あぁ、ムギちゃんカラオケした事ないんだねー」 紬「ええ、是非やってみたいわ♪」 律「で?澪が行かないから止めるけど…」 澪「くっ…そ、それじゃ行くよ…でも歌わないからなっ」 梓「あ、私は構いませんよ。久々ですし」 律「よっしゃ、じゃあ今度の休みに行くかー」 誰か続けろw 217 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/10(水) 00 08 59 ID fcIE6lTq 194こうか? 律「なあ唯、この曲歌える?」 唯「ううーん…サビだけしか覚えてないや」 律「梓は?」 梓「多分この歌聴いたこと無いです…」 律「ムギ…は知らないよなぁ」 紬「ごめんなさい…流行には疎くて」 律「私この歌好きなんだけど コレ、一人だと歌えないんだよなぁー(チラ)」 澪「……(その手は食わないぞ、無視無視…)」 律「(チッ)じゃあアドリブでいいから一緒に歌おうぜ唯ー」 唯「歌えるかなぁ?」 律「大丈夫、大丈夫!この歌 みんな知らないみたいだからトチってもわかんないって」 唯「そっか、じゃあ歌ってみるよー!」 ~律熱唱中~ 律「ほら唯、歌うとこっ」 唯「え?え?ええ~と…」 澪「唯!マイク貸して!」 ~澪律熱唱中~ 唯「わ、すごーい!綺麗にハモってる!」 紬「息がピッタリ合ってるわ」 梓「初めて聴くけど良い曲ですね…!」 律(ニヤ) 澪(くっそ~…) 276 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/10(水) 01 07 20 ID psZinmFd 紬「お粗末さまでしたー」 唯「ムギちゃんすごーい!かっこいいー!!」 律「まさか山口百恵とは…」 梓「次は…誰も入れてませんね」 律「澪ー、もっと歌ってくれよ~」 澪「断る。私はいいから好きな曲入れろ」 律「ちぇー、つまんないのー。じゃあ唯!今度こそデュエットしよーぜ~!」 唯「うんいいよー!りっちゃん何歌う~~?」 紬「これなんかどう?」 唯「麦畑?おもしろそうな歌だねぇ」 わいわい 律「梓も歌おうぜー!」 梓「え?わっ私もですか?」 唯「ムギちゃんも歌おーよぉ!」 紬「それじゃあ私も♪」 律「澪~は、あーごめんごめん、歌わないんだよね。じゃウチら4人で盛大にた・の・し・く歌おうZE!!」 澪「………私も歌うー」 律(寂しがり屋な澪なら絶対ノってくると思ったぜ!) 紬「ふふ、りっちゃんたら気配りさんね…☆」 律「よーし!じゃあみんなで熱唱だーーー!!」 234 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/10(水) 00 18 54 ID H31KxfTN 律「かわりばんこにペダルをこいで♪」 澪「おじぎのひまわり 通り越ぉして♪」 律「ぐんぐん風をのみこんで♪」 澪「そぉ飛べそーじゃん♪」 律「初めて感じたキミの体温♪」 澪「誰よりも強くなりたぁーい♪」 律「あったかいーリズゥム♪」 澪「2コの心臓がくっつ・い・てー♪」 律澪「くぅ♪」 391 名前:名無しさん@お腹いっぱい。[sage] 投稿日:2009/06/10(水) 10 27 40 ID 4ozK22i4 234 律「唇と♪」 澪「くちびる♪」 律「目と♪」 澪「めと♪」 律「手と♪」 澪「て♪」 律「神様は何も♪」 澪「禁止なんかしてない♪」 律「愛してるぅ~♪」 澪「愛してるぅ~♪」 律澪「「愛してるぅ~♪」」 出典 【けいおん!】田井中律は蒟蒻可愛い19【ドラム】 このSSの感想をどうぞ 名前 コメント すべてのコメントを見る
https://w.atwiki.jp/83452/pages/18726.html
戻る その他系 唯ちゃんもムギちゃんも可愛い!! ほのぼのですなぁ… -- (名無しさん) 2012-09-18 22 17 34 ムギは天使ですなぁ。 溢れんばかりの母性、優しさ、包容力がムギという人そのものだね。 無邪気で子供っぽい唯にはぴったりだね! -- (名無しさん) 2012-09-19 01 21 43 唯もムギちゃんも可愛過ぎる!! 読んでいて、心が和みました。 -- (名無しさん) 2012-09-19 02 26 55 唯紬のゆったり感が良い。 はのぼの系には外せない。 -- (おすし!) 2012-09-20 23 57 03 唯ムギが数と勢いを得つつあるな。 でも、もっと読ませる長編が増えてほしい… -- (名無しさん) 2012-09-21 23 46 14 このシリーズは二人の愛情の深さと二人ならではの和みをしみじみと感じますな。 前半ちょろっとだけでてきた仄かな律澪もナイス! -- (名無しさん) 2014-04-25 01 54 23 いいなこれ -- (名無しさん) 2014-08-27 01 51 59 ほのぼのですな -- (名無しさん) 2015-02-21 00 14 36
https://w.atwiki.jp/yuiazu/pages/14.html
風邪薬 fQRCEwGZ 梓にとって最高の薬は 「はぁ・・・、今日も唯先輩に冷たく当たっちゃったかな・・・」 pwLIA/pU 突然訪れてきた唯に梓は 唯の不満は… 4RCQEXZv 付き合い始めた梓への唯の不満とは 「やっほ~・・・って、あ!あずにゃんいたー!」 a/puQX1V 一緒にとある漫画を読むことが習慣となっている二人 梓「ん…あれ…?」 AgPLWSrN 学祭の後目を覚ました二人は 愛のままにわがままに私は君だけを傷つけない MSgJ/teo 恋人の唯を待つ梓が目にした光景は あずにゃんペロペロ QojdezKV 唯梓と律澪と和憂 唯『私…あずにゃんのことが好き。ずっと、ずっと大好きだった…だから、私と…付き合ってください』2Ui6O3Zp 時間を経て本当の想いに気がついた梓は Strange Dream Or2s1Gdl 梓が見た夢と、その不安 梓と唯のデート(リレー?連作?) 唯と梓のラブラブデート 憂「丸一日書き込みないとか終わりが近付いて来てるね」 AF7duk8C その日は木枯らし一号が記録されるほど冷え込んだ日だった。 po9m4ons ホカにゃん あなたにとっての一番 5yXzl/32 望むことと望むと思うこと ある冬の朝 4uRKgXUf 早朝お迎え唯 うらおん!のうら uwtLijiD 唯梓@うらおん無人島 今日は11月27日。それは世間一般ではいつもとなんら変わらない平日。 m0pc2BfR とっておきのプレゼント 寝誕生日 tMlZjWxy いちゃらぶえっち 唯あずの戯れ nYA7QURz 部室でいちゃいちゃ 紬「唯ちゃんケーキよ、あーん♪」 Uq9wlniE 嫉妬あずにゃん 赤橙 zWqK1C6r 一人になった軽音部で、二人 5年越しの… Z+xdJpsn 数年ぶりの再会から… 女神の微笑 dtfaAOIj ムギちゃんマジ女神 天使の微笑 Z+xdJpsn(上の続き的) 唯梓マジ天使 一足早いプレゼント 6Akr1vyV 総受け律と唯梓 律澪、唯梓合同SS z3tA9Y8t(律×澪スレにも同時投稿品) 唯梓と律澪 大きさ≠愛 SWyRooUS おっぱい星人疑惑 さすが!総帥はすごかった 1aoD37D6 髪を下ろした梓に唯は・・・ ゆいあず、あーんネタ、からの f0dy9yMz 突然のあーん ささやかなプレゼント bhdNbPkB なし崩しとんとん拍子 ポッキーの日 CA6Hftkg 唯わん×あずにゃん NPyt3xGX 素直になれない lwdVV6Fz(別ENDあり*おそらく書き手は別2ONgGNLI) 好きか嫌いか oODPkcOa クリスマスの終わりに VCp1OMvT 唯の支えに ZVSl/WkS 君を見てるといつも… VX2Q7L9O こんにちは中野梓です。1vK9ajJL 唯☆梓☆初詣 lmMduaBw 年越しパーティー! gbb53RZz 愛し合う二人 TSClDanO すべり台ゆいあず EZ7MbPUo (これ発祥) すべりだいゆいあず kpeETcyy(これ発祥) I love you,you love me? m9rtAlJh 想い uOndU2Mj は~やく明日にな~れ qBKZvmKu 甘えられるより 甘えたい ImgJJSAq ゆいあず、あずにゃんモチ焼きネタ ls7RVoUB 愛しのあの人とデートなのですから cTmlK/5s 【軽音部熱愛スクープ】1L8yvQ3AO 想い(続編) RtT7utgkO その背中 Lovg7Djn0(14話のこたつシーン発祥) 私の方こそ数えきれないほどのものを貰っています ZpZcKqWX0 飲み過ぎは禁物です Zp745EjWO おくれてきたもの oWpNIQK60(スレ5つながりあうものに続く) MUSIC GIRL bek0WS7JO ウメネタ3 nM/plX9Z0